梅沢富美男 ベストセレクション

梅沢富美男 梅沢富美男 ベストセレクション歌詞
1.夢芝居

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

恋のからくり 夢芝居
台詞ひとつ 忘れもしない
誰のすじがき 花舞台
行く先の影は見えない
男と女 あやつりつられ
細い絆の 糸引き ひかれ
けいこ不足を 幕は待たない
恋はいつでも 初舞台

恋は怪しい 夢芝居
たぎる思い おさえられない
化粧衣裳の 花舞台
かい間見る 素顔可愛い
男と女 あやつりつられ
心の鏡 のぞき のぞかれ
こなしきれない 涙と笑い
恋はいつでも 初舞台

男と女 あやつりつられ
対のあげはの 誘い誘われ
心はらはら 舞う夢芝居
恋はいつでも 初舞台


2.心ゆくまで

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

風下にいつもいたよ
吹きだまり 袋小路
空の 鳥どもに
届かぬ願いの 石つぶて

ため息を ついてみたよ
つきない 運もないと
だけど 目を覚ま
諦め嫌いの 天邪鬼

雷も耐えていたよ
くじけまい くだけまいと
胸の 奥底に
情熱の鼓動 響かせて
君に逢えたよ 君に逢えたよ
嘘じゃない 夢じゃない
夢物語り 心ゆくまで

君となら生きてみるよ
月あかり 星あかりに
愛と いう言葉
恥ずかし気もなく ふりまいて
君に逢えたよ 君に逢えたよ
澱みない 陰りない
恋物語り 心ゆくまで

過ぎ去った 悲しみ 苦しみ 淋しさつらさにも
ありがとう 心から ありがとうと言いたい

君に逢えたよ 君に逢えたよ
嘘じゃない 夢じゃない
夢物語り 心ゆくまで


3.花走馬恋燈籠

作詞:小椋佳
作曲:小椋佳

初恋はさくら草
二度目野菊の隠れ咲き
夢もどき梅もどき
四度目世慣れて鬼あざみ
たよりなきもの 人の心よ
飽きても 泣いても また恋を追う

戯れの紅はこべ
遊ぶこでまりそぞろ咲き
行きずりのゆずりはか
ひと夜限りの夕顔か
愚かなるもの 人の心よ
懲りても 悔いても また恋に酔う

※花走馬 駆けようと
恋燈籠 回ろうと
今目の前の お前の不思議
いずれの花に 例えようもなく うう
なぞの一輪 名付けようもなく ああ※

旅先の月見草
憂さにぼたんの乱れ咲き
行き暮れて雪椿
無理に浮かれて藤祭り
あわれなるもの 人の心よ
好いては 咲いては また恋を舞う

(※くり返し)


4.愛言葉花名残


5.恋心中


6.風花みれん


7.こゆき

作詞:水木れいじ
作曲:曽根幸明

北の空から 舞い散る雪に
今日も港は 暮れてゆく
馬鹿な女と 指さされても
いいの あなたが 好きだから
あんなに優しく抱いた人
死んでも私は 忘れない

こゆき こゆきは 漁火に
そっと 今夜も 祈ります
こゆき こゆきは ただひとり
あなた 信じて 待ってます

風の海峡 背のびをしても
霧笛ばかりが 哭きじゃくる
女ざかりを ひとり寝まくら
寂しすぎます ねぇ あなた
嘘でもいいの もう一度
やさしくされたい 抱かれたい

こゆき こゆきは 別れても
いつも あなたの 夢ばかり
こゆき こゆきの 故郷は
そうよ あなたの 腕の中

こゆき こゆきは いつまでも
あなた 命と 決めてます
こゆき こゆきは ただひとり
あなた 信じて 待ってます


8.惚れちゃった

作詞:伊藤薫
作曲:伊藤薫

グッと来ましたここに
初めて逢った時
心も躰も震えるほどに

嬉し恥ずかし独り
そっとガラス窓に
小指で好きよとなぞって書いて
思わず頬を染めた

※北から南へ 探しに探しても
あんたほどの 男はいない
後ろ姿さえ ゾクゾクするような
ずっとずっと ずっとずっと
骨の髄まで 惚れちゃった…※

ちょっと目を離したら
消えてしまいそうで
春夏秋冬見つめていなきゃ

ずるい憎い悔しい
悪戯を仕掛けて
いつもの手口と知りつつ抱かれ
迷わず瞳閉じた

少し遠回り ちょっと回り道の
恋の旅を あんたで終える
お酒のせいでも ないのに夢心地
酔って酔って 酔って酔って
恥かしいほど 惚れちゃった

(※くり返し)


9.ココロの唄


10.孤独の唄

作詞:藤子不二雄(A)
作曲:伊藤薫

広い世界に ただ一人
人生かたる 友はなく
恋におちこむ ヒトもなし
ヒザをいだいて わが頭
壁にぶつけりゃ こわいかに
コドクコドクと 音がした
一人なんだ 一人なんだ
だーれもいない…

街には人が あふれても
ほほえみかける 顔はなく
目と目をあわす 相手なし
夜の夜中に 窓をあけ
淋しいんだよと 叫んだら
コドクコドクと コダマがかえった
一人なんだ 一人なんだ
だーれもいない…

コドクコドクと 音がした
一人なんだ 一人なんだ
だーれもいない…